山形から常温便でさくらんぼをお届けする理由
2018.02.02

こんなに艶々したさくらんぼが・・・
以前、さくらんぼはクール便だから大丈夫と思っていた
さくらんぼの販売を始めた2000年当初は、当時のペリカン便に全国への配送をお願いしていました。
翌日到着エリアは「常温便」、北海道、関西以南の翌々日到着のお客様には「航空便のクール(冷蔵)」便を利用します。
その後、長年ペリカン便を利用してきましたが、ゆうパックとの合併など諸事情が重なり、2012年からクロネコヤマトに変更したのです。
クロネコヤマトの宅急便は業界最大手でもあり輸送品質にはお客様からも定評がありますので、なにも危惧することはありません。
しかし、2012年のさくらんぼ発送第一便でお送りしたお客様より、さくらんぼが傷んでいたというご連絡をいただきました。
すぐに代替品を発送しましたが、お客様からは「同じ状態だった」との連絡をいただいたのです。
お客様は四国の方。山形から発送して翌々日到着地域へのお届けなのでクール便での発送だったのに、なぜこんなことになってしまったのか・・・。

詰め作業や梱包が終わり宅配業者さんを待つさくらんぼ
判明した大きな落とし穴!さくらんぼは繊細です
原因を調べていくと、どうやら輸送中の温度に問題がありました。
さくらんぼの保存適性温度は約8度。これに対して、宅急便の冷蔵トラック車の温度設定は4度と非常に低いのです。
さらに、運悪く冷気の吹き出し口近くに積まれてしまったりすれば、さくらんぼは凍ってしまいます。
そして各拠点での積み替え作業などにより、一度凍ったさくらんぼがまた溶け・・・また凍り・・・また溶け・・・を繰り返して、お客様のお手元に届いたときには、見るに耐えない姿になってしまったのでした。
発送の時点で集荷にきた宅急便のドライバーさんには、冷気が当たるところには積まないようにとお願いはしていますが、中継後のドライバーさんまで徹底される保障はありません。

フレッシュなままお届けします
私たちは、せっかくのさくらんぼをそのままおいしい状態でお届けしたい!
お客様に喜んでいただくために、品質に影響が出るリスクはなるべく排除したい!
・・・という思いで、クール便をやめることにしました。
そこには、さくらんぼ農家さんからも「私たちが育てたさくらんぼは、常温で大丈夫だ」との力強い後押しもあったのです。
その後、以前のようなさくらんぼの傷みはなくなりましたが、「どうしてもクール便で届けてもらいたい」とご指定いただいたお客様にはご指定の通りクール便で発送させていただきます。
また、暖かな地域のお客様には、気温のせいで箱や中身も温かな状態で届くこともあろうかと思いますが、到着後、冷蔵庫や氷水で冷やしていただければ十分美味しくご堪能いただけます。
梱包作業がすべて終了し、クロネコヤマトさんを待つさくらんぼ。さぁここからトラックに乗って出発です。
ドライバーさんもさくらんぼは特に丁寧な集荷作業を心がけてくださいますが、「無事到着するように」と、ソッと後ろからついて行きたい心境にかられる瞬間なんです!
山形のさくらんぼをお届けいたします。
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