山形県庄内に注目しました
山形県のなかでも、日本海に面したエリアが庄内地域。
美しい姿でそびえる鳥海山や月山、広大な庄内平野、母なる河最上川、海岸沿いに連なる砂丘地と多彩な地形にくわえて、全市町村に温泉が湧く癒し効果抜群エリア。さまざまな温泉が楽しめます。
庄内はまた、弥生時代から稲作が行われていた、とも言われるほど、優秀なお米の産地として知られています。それはまた、地酒の産地としても名高いように、名水と品質の良いお米に恵まれているからにほかなりません。
また、猛暑の夏や地吹雪の冬、急速に変化を魅せる春や秋と、変化にとんだ季節感にあふれています。その豊かな自然から育まれている四季の食材は、庄内の食文化の豊かさをあらわすよう。多種多様なフルーツ、風味豊かな海産物、旬の野菜と、山海の食材に溢れています。
船運で栄えた湊町文化や歴史が漂う街「酒田」。夕陽の名所「日本海」、山岳修験の「出羽三山」、高山植物の宝庫「鳥海山」、世界一のクラゲ展示数を誇る「クラネタリウム」、京文化の影響を強く受けたこと物語る雛人形を一堂に見ることができる「庄内ひな街道」など、観て、遊んで、食べて、のんびり・・・と満喫できるのが庄内です。
近年はアカデミー賞外国語作品賞受賞の映画「おくりびと」や、庄内出身の作家、藤沢周平原作の映画「武士の一分」「山桜」「たそがれ清兵衛」などの舞台ともなりました。
庄内は撮影支援が盛んで、これまでも話題になった映画の撮影が庄内で行われています。豊かな自然や趣、ちょっとした古い街並みや風情など、スクリーンに映し出される庄内は、地元の人たちにとっても庄内の良さを再認識する機会となりました。
NHK大河ドラマ「天地人」でも、直江兼続ゆかりの地として山形が登場。県内には直江兼続の足跡が数多く残されることもあり、映画やテレビ、小説の舞台として注目をあびています。
そして人もまた、真面目で忍耐強く、人を大事に思う心がたっぷり、人情いっぱいの気質。品質の良い食材の背景には、それを支える作り手と努力、経験の積み重ねがあります。庄内の豊かな自然と人があるからこそ、おいしい食材を育んできたにちがいありません。
食の都庄内
山形県庄内総合支庁では、「食の都庄内」としてのブランドづくりを進めています。
こちらのサイトにも”庄内の食の魅力”が満載です。ぜひご覧ください。