孟宗筍（もうそうだけ）は山形県庄内地方が北限と言われています。
庄内地方の中でも一番北に位置する遊佐町の今野さんの竹林で採れる孟宗筍は、えぐみが少なくておいしいと評判です。
庄内では孟宗筍のシーズン（5月中旬頃）になると、酒粕を効かせたコクのある味噌で味付けする孟宗汁が定番です。厚揚げ、しいたけ、ワカメなどを入れるのが庄内風。豚肉を入れたりまもします。
ザクザク豪快に切った筍のサクサクの歯ごたえと風味を堪能してください。もちろん天ぷらや煮物にしても美味しいです！
収穫してすぐであればアク抜きの必要がないほどの筍ですが、鮮魚と同じで放置すればするほど鮮度が落ちて（えぐみが増して）しまいます。足が早いのです。届いたらとりあえず下ゆでしておくことをお勧めします。
洗った孟宗筍を縦半分に切り、外側の皮を２～３枚はずす。
※皮には筍を柔らかくする成分が含まれているので、皮は全部むかない。
鍋にたっぷりの水を入れて米ぬかと鷹の爪を加え、孟宗筍を入れて火にかける。
※米ぬかがない時は米の研ぎ汁で代用できる。
３０分程度火にかけ、根元部分に竹ぐしがすっと通る柔らかさになったら火を止める。
自然に冷めるまでそのまま鍋に入れておく。
冷めたら鍋から取り出して皮を向き、水で洗う。
庄内地方の中でも一番北に位置する遊佐町（ゆざまち）の今野さんの竹林で採れるタケノコです。今野さんのタケノコは、えぐみが少なく柔らかでとてもおいしいと評判です。 孟宗汁や天ぷらでお召し上がりください。
我が家に代々受け継がれてきた竹林ですが、手を抜くとすぐに密生してしまうのでなかなか管理が大変です。 みなさんから評判いただいている筍なので、これからも頑張って守っていきたいと思っています。 初夏のほんの一瞬だけの旬を是非味わってみてください。
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