豊かな生態系を守り育てながら
生き生きと生活し大いに楽しむ農業へ
豊かな自然を守り続ける地域に根ざした農業

地域に根ざした農業をつづけたいという同志が立ち上げた<遊農くらぶ>は、鳥海山の麓の美しい環境と稲作に適した気候を有効に利用して、美味しい米作りに挑んでいます。
遊農くらぶ代表の尾形さんはアイガモ農法で育てた無農薬栽培米の生産やだだ茶豆栽培に力を入れ、晩秋には地元の川に塑上する鮭の孵化から春の稚魚放流まで忙しい日々をおくります。
さらに土壌分析に基づくバランスの良い施肥設計により、農薬に頼らない米作りを実践し、自然環境を壊さずに味の良い米づくりに励んでいるのです。
自然からの贈り物を、自然に還元

米の収獲が終わる頃、鳥海山麓の川にはたくさんの<鮭>が帰ってきます。 遊農くらぶがある地域では、鮭を捕獲し、採卵して孵化させ、春に放流する鮭の<孵化事業>が古くから行われてきました。
お腹からイクラを取り出し受精させた後、商品価値がなく廃棄されていた鮭がとても気の毒と開発したのが『鮭パワー』。鮭パワーは、採取した鮭と米ぬかを特殊な方法で加工した有機肥料。この情熱をかたむけた取り組みは『平成15年度農林水産庁長官賞』を受賞しています。
こうしてできた鮭パワーは遊農くらぶの田んぼや畑の土壌づくりに使用されていますが、各方面からも予約が殺到しています。
まさに「捨てればゴミ、生かせば資源」。自然からの贈り物をさらに自然に還元する循環型農法を実践しています。
●遊農くらぶが実践する循環型農業のイメージ図
遊農くらぶの鮭孵化事業から放流までの様子と、平成15年度農林水産庁長官賞を受賞した鮭パワー生成の取り組みや米作りの一年をご紹介します。
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