遊農くらぶ尾形さんの米作り1年
土作りは稲刈りの後からすぐにスタートして翌年の春に備えます。
ただ単にお休みしているんじゃありません。
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春、鳥海山がこんな美しい姿をみせる頃・・・
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稲の苗を育てる苗床に土を作ります。写真のようにオーガニック853と古代天然苦土とを
ブレンドします。丈夫な苗をつくるための土作りは苗床からスタートです。
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苗箱にブレンドした土を入れます。機械が土を入れてくれますが、
微調整はやっぱり人だね。これを何百枚も作りますよー!
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今日は種まきデス!土を入れた苗箱は右から左へと流れていく間に、種が蒔かれ、その上に土をかぶせます。
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種が蒔かれた苗箱ウン百枚!
この中に蒸気を入れて発芽させます。
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発芽して二日後の苗。産声をあげたばかりの苗って感じです!
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すぐ隣の畑に発芽した苗箱を並べていきます。ここで田植えまでの間、苗が育っていきます。
何列かごと上にビニールをかぶせ、小さな苗を守り育てていきます。
でもビニールをかぶせるのは数日。丈夫な苗ですから、自然の雨や風のなかに置いても大丈夫だそうです。そして田植えの時期までこの田んぼでたくましく育ちます。
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あれから二週間?くらいたちました。
白くてニョロニョロと頼りなかった苗は、ホラッ!きれいなみどりのジュータンみたいです。ゆっくりと育てて強くたくましく伸びていきます。
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5月後半。苗の状態をゆっくり見極め、ベストな時期を選んで田植えをします。
鳥海山にはまだまだ残雪が見えます。この日は雲で隠れてしまいましたが、その昔、種まきの時期を目安にしていた「種まき爺さん」の形が鳥海山にクッキリ現れるのもこの時期です。
7月中旬。青々と逞しく成長した稲。この時期、庄内平野はミドリの絨毯を敷いたように、美しい光景です。根も順調に生育しています。