日本人は柿が大好き!柿を食べないと秋が来た気がしないほど国民的フルーツです。ふるさとを思い出すようなこの色、艶、形は不思議なほどに心を落ち着かせ、まるでおばあちゃん家の縁側に居るような気持ちになれるほど。
もともと庄内柿は渋柿。焼酎などで渋を抜いてから食べますが、糖度が高く、果汁がたっぷりの実はとてもきめ細やか。一口噛めば果肉に溺れてしまいそうな舌ざわりが特徴です。かと言って、決して出しゃばるような甘さではなく上品。控えめだけれども私たちのハートをしっかり掴む味わいがあります。そんなところも、日本人を虜にする魅力かもしれませんね。
それに柿特有の大きな種がありませんから、どこからどの方向で食べても夢中になっている美味しさが途切れることはありません。種が邪魔せず安全ですから、小さな子供さんやどなたにも、安心して召し上がっていただけます。