玄米にくらべると栄養素が少ない白米ですが、黒胡麻塩(黒胡麻8:粗塩2を炒めて砕いたもの)をふりかけて食べると、栄養価がぐんと増します。食卓に、お弁当に、バッグに入れて外食でも・・・ササッとふりかけるのもオススメです。
和食・中華・洋食、どのスタイルの副食とも相性が良いご飯。しかし、お米とお料理が互いに引き立つ相性の良さも持ち合わせています。
洋風料理には、コシヒカリ・はえぬき・ミルキークイーン
中華料理には、はえぬき・ひとめぼれ・ひのひかり
和風料理には、ササニシキ・ひとめぼれ・ひのひかり・ツガルロマン
が適しているそうです。
稲の「い」は「息または命」、「ね」は「根」で文字通り「生命のもと」という意味です。昔から日本ではお米が命の源となっていたんです。
時折、お米が太るという話が出ますがそれは誤解です。ご飯が特別高カロリーではありません。太る原因は、カラダが必要とする以上に食べるから。かと言って必要以上に減らすと、脳の栄養が不足して健康を害してしまいます。お米の栄養素はおもに<糖質>。栄養素としてもっとも重要なものです。
なぜなら糖質は脳のエネルギーだからです。脳は動いたりしませんが、考えたり、人間の生理機能をコントロールする司令塔の役割を担っているため、一日約300カロリー消費すると言いますから、かなりの重労働。しかもそのエネルギー源は糖質のみですから欠かす事が出来ません。
噛むほどにほのかに広がる甘さの玄米は、食べる時に必要な「よく噛む」という行為がカラダの健康度を上げてくれます。食物の消化効率を促し、満腹中枢を刺激して食べる量全体が減るように作用するのです。玄米こそダイエット食にピッタリなんですね。