鱈アラカルト
2017.11.26
「鱈腹食う(たらふくくう)」や「出鱈目(でたらめ)」という言葉ができたのは、鱈が大変な大食漢だからこそ。
エビ・タコ・カレイ・鰯・いそぎんちゃく・ヒトデなど、100種以上の生物を食べまくり、時には自分の子供も食べることもあるため「大口魚」「呑魚」とも言われているそうです。
脂肪含有量は極端に少なくて、低カロリー。ダイエットをなさっている方、生活習慣病のため食事療法している方のタンパク源としては最適です。鱈の身は体を温める作用、利尿を促す作用があるので、寒くてついアルコールを飲み過ぎてしまう冬の料理に適していますね。寒鱈鍋は一口すすると、体がフワーと温かくなるほど、冷えや冷え性に効きますよ。
一般的な「たらこ」はスケソウダラの子で、寒鱈は「真鱈」。寒鱈の白子は「菊子」とも言われる高級品です。身は淡白な味なので魚特有の臭みもなく、汁に魚の旨みが程よくしみ出します。ほかに、昆布締めや煮つけ、粕漬けや、味噌漬け、洋風ではムニエルやバター焼き、フライにしても美味しく召し上がれます。
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