ソメイヨシノとかオオシマザクラなど愛でて楽しむ桜と、さくらんぼの木は、同じバラ科の植物ですが、種が違います。花は良く似ていますが、色や大きさが違うんですよ。
いろいろと比べてみましょう。
◆正式名称
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【サクランボ】バラ科サクラ属のセイヨウミザクラの実です。
桜の子どもをあらわ明日「桜の坊」が変化して「さくらんぼ」になったと
言われています。「桜桃(おうとう)」とも呼ばれています。
【桜】バラ科サクラ属の落葉樹の総称。日本人にとってはとても馴染み深く
春を象徴する花。「ソメイヨシノ」が有名な品種ですね。
◆花の色
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【さくらんぼ】花は白色で、蕾がまとまって咲くため小さな花束状になります。ソメイヨシノなどよりも遅れて開花し、山形ではゴールデンウィーク期間中に咲くことが多いです。
【桜】白~ピンク色、濃いピンク、また、淡い黄色の花や黄緑色の花びらに緑の筋が入る品種もあるなど多種多様です。花の咲き方には「一重」「半八重」「八重」の3種類があり花びらの数がそれぞれ違います。開花は地域や品種によって違いますが、ソメイヨシノは4月上旬頃に開花の話題で盛り上がりますが、山形は4月中旬~4月下旬、場所や品種によっては5月上旬に咲く桜もあります。
◆実の色
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【さくらんぼ】赤~濃い赤、黒っぽい赤、黄色もあります。果肉の色はクリーム色から黒に近い赤までさまざま。
【桜】:赤ですが、熟すと黒となる。
◆実の大きさ
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【さくらんぼ】佐藤錦は6~8g前後、紅秀峰など大きい品種は8~10gほど
【桜】南天の実の大きさほどで、とても小さい
◆主な品種
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【サクランボ】全世界には1000種以上のサクランボがあるといわれていますが、日本で栽培されているサクランボは、紅さやか、佐藤錦、高砂、ナポレオン、紅秀峰など約30種あるといわれています。
【桜】ソメイヨシノ、八重桜、シナミザクラ、エドヒガン桜、シダレザクラなど300種以上あると言われます。
◆花言葉
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【サクランボ】「善良な教育」「小さな恋人」「上品」「幼い心」「あなたに真実の心を捧げる」
【桜】品種によって異なりますが、ソメイヨシノは「純潔・優れた美人」、シダレザクラなら「優美・ごまかし」、カンザクラは「気まぐれ」
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