その南端に位置する鶴岡市白山地区には、標高471mの金峯山の脇から湯尻川が流れています。
川の中流部にはナトリウムとカルシウムを含む硫酸塩泉のお湯が湧き出る湯田川温泉。
温泉水を含んだ川水は、水温が高くなり空気中の湿度が上昇。
夜の涼しい状態から朝方の急な温度上昇により、朝霧が発生します。
夏の朝には霧が畑をおおい、幻想的な景色を作り出すだけではなく、
その朝霧が、だだちゃ豆特有の甘味を育むといわれています。
だだちゃ豆の葉やサヤに朝霧の水滴が付くと、株の温度も下がるため栄養を溜めやすくなるのです。