さくらんぼの季節のはじまりを告げる「紅さやか」
2018.01.19
佐藤錦を親に持つ紅さやか
セネカは交配樹で、果肉が柔らかなため日持ちがしません。糖度が少なく酸味が強くあっさりとした味わいです。このセネカと佐藤錦を交配した「紅さやか」は、生食用では6月上旬頃いちはやく旬をむかえる品種で、旬旬食彩ダイニングでも一番はじめにお届けできるさくらんぼです。帯朱紅色(たいしゅこうしょく)で果肉も赤く、深くて濃い色合いになるほど甘みが増してきます。果肉も赤みをおびています。
早生のなかでは、大きさも大きめ。しっかりした酸味と甘みで、あっさりとした味わいです。お客様のなかには「紅さやか」がお好きで、紅さやかのみお求めの方もいらっしゃいます。
6月下旬ごろはこんな色に変化して、酸味もぬけ柔らかな甘さのさくらんぼになります。画像では明るめに映っているようですが、実物はかなり黒っぽい紫色という感じです。
ポリフェノールを多く含んだ紅さやか
果肉の色も赤みを帯びている紅さやかは、鉄分とポリフェノールをたっぷりと含んだ濃い色合い。その特徴をいかしてジャムやワインなど加工品に生かされています。ワインは濃い紫色をした紅さやかワインが造られるようになりました。(残念ながら飲む機会がなく味をお伝えできませんが・・・)製造元によれば、アスパラギンやポリフェノールを多く含み、活性酸素を除去する抗酸化能が高いことなどが報告されています。
▼さくらんぼのご購入はこちらから▼