良質な実をつけるために大切なブルーベリーの剪定
2018.02.23
一年に二回、春と秋に行う剪定作業
昨年の秋、グルグル巻きに雪囲いされたブルーベリー。強風と低温、そして樹が隠れるくらいの深い雪を乗り越え、ようやく春をむかえます。
少し窮屈そうなブルーベリーたちも、まもなく雪囲いがはずされようとしていますよ。
雪囲いを取った後と、収穫後に行われる「剪定」。
太陽の光がまんべんなく当たり大粒で良質な実をならせるためや、樹勢を強くすることを目的としています。また、病害虫から樹を守るために行われる大事な作業です。
また春は、前の年に実がなった枝は枯れてしまうため「枯れ枝取り」も行われます。
良質な実に育てるための大切な準備
剪定する枝は
【混み合っている枝】
【勢いが弱い枝】
【内側に向かって伸びる枝】
【平行に伸びた枝】
【交差した枝】
【下向きの枝】
など間引きます。これは整枝剪定と言います。
また、【従長枝(とちょうし)】と言われる、樹木の幹や太い枝から上方に向かって真っ直ぐに長く太く伸びる枝も切り落とします。
徒長枝は樹形を乱したり、花芽が着きにくい枝でもあり無駄な養分を使わないようにするためです。そのままにしておくと、木だけ勢いが良く脇の枝が弱ってしまいます
結果、残す枝は以下となります。
【充実した枝】
【外側に向って伸びる枝】
【上向きの枝】
ただし、苗木(幼木)は剪定は控えて、花芽をつけた弱い枝を剪定する程度にとどめます。そして、根を十分張らせるようにします。
下の写真は剪定前のブルーベリーの枝。中央に見える枝は、花芽もなく古い枝です。枝の根本は積雪のためか折れてしまっています。
この枝は切り落とします。剪定は古い枝や傷ついた枝、細い枝から切っていきます。
枝はブルーベリーの品種や特性によって伸び方が違うため、木の性質をみたりすることもとても大切です。
ブルーベリーだけではなくフルーツの木全般に言えますが、剪定は果実の大きさや味に影響してくる重要な作業となります。
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