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2023.03.10
通常桜はかなり暖かくなってきた入学式の時期に咲くイメージですが、まだまだ寒さが残るお正月の時期から咲く桜があるのです。
そこで今回は、お正月の時期から咲く啓翁桜についてご紹介します。
啓翁桜が冬でも花を咲かせる理由についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
山形県が全国ナンバーワンの出荷量を誇る「啓翁桜」は、寒い冬の時期に花を咲かせます。
細いしなやかな枝に多くのかわいらしい花が咲く姿はとても華やかで、お正月の飾りや卒業式などのハレの日を彩る花としても非常に人気です。
通常の桜よりも楽しめる時期が長く、12月中旬から3月まで、鑑賞用の切り枝として全国に出荷されます。
旬旬食彩ダイニングでも山形県で育てられた啓翁桜をご用意しておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
啓翁桜のつぼみが開くと、薄紅色のボリューム感のある花が咲き揃い、明るさや華やかさを空間にプラスしてくれます。
また枝がスプレー状に広がるので、現代的なフラワーアレンジにも使用されることが多いです。
啓翁桜は、1930年に福岡県の良永啓太郎氏が中国系のミザクラとヒガンザクラを接いだところ、ヒガンザクラからその枝変わりとして出来たとされています。
まだまだ冷え込むお正月の寒い時期にも満開の桜が楽しめる、啓翁桜の「促成栽培」が始まったのは、昭和40年代。
山形県は全国的に見ても早くからこの促成栽培をスタートさせ、山形県の気候にマッチしたことから、今では日本一の産地と言われています。
ここからは、そんな冬に桜を開花させる啓翁桜のメカニズムをご紹介します。
桜は秋になって気温が低下してくると、葉を落として休眠に入ります。
その後、冬の低温期をある程度の期間経験すると眠りが解け、気温が上がれば開花できる状態となり春を待ちます。
この状態になった枝を切り出し、あたたかな温室に入れて加温することで、桜は春が来たと勘違いし、蕾が動き出して一足早く花を咲かせるのです。
比較的早い時期から気温が下がりやすい山形県では桜がより早く休眠期間に入るため、この栽培方法がマッチしているのです。
今回は、寒いお正月の時期に一足早い春を感じさせてくれる啓翁桜についてご紹介しました。
また、啓翁桜が冬でも花を咲かせるメカニズムについてもご紹介しました。
旬旬食彩ダイニングでは、山形県で育てられた啓翁桜をご用意しております。
皆さんも啓翁桜で一足早い春を感じてみてくださいね。
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