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2023.05.30
岩牡蠣は多くの方に好まれる海産物ですが、同時にあたりやすい食品としても知られています。
あたる可能性があると分かっていてもおいしいから食べたい、それが牡蠣ですよね。
そこで今回は、岩牡蠣にあたってしまう原因と、あたりにくい食べ方をするためのポイントを紹介します。
牡蠣にあたると体調を崩してしまいますが、あたる理由として3つの原因があります。
1つ目に、ノロウイルスによるものです。
ノロウイルスは牡蠣であたる1番の原因です。
人間の腸内で繁殖するため、少量のノロウイルスであってもあたる可能性があります。
牡蠣は、海水を体内に取り入れてプランクトンを食べることで生きています。
海水を取り入れる際に、細菌やウイルスなども吸収します。
牡蠣は細菌やウイルスを体内に溜めてしまうため、生で食べるとあたる可能性があるのです。
2つ目に、腸炎ビブリオによるものです。
腸炎ビブリオは、海水の温度が高い時期に発生しやすい細菌であるため、その発生時期が岩牡蠣の旬の時期と被っています。
また、調理器具に付着した細菌が牡蠣に付着することもあるため、寒い時期でも気をつける必要があります。
しかし、食品衛生法の改正によって食品の衛生管理が厳格化され、腸炎ビブリオが原因の食中毒は減少傾向にあります。
3つ目に、貝毒によるものです。
貝毒は、毒を持つプランクトンを食べた牡蠣の体内に毒素が溜まることで発生します。
貝毒は熱に強いため、調理されていてもあたる可能性があります。
しかし、基準値を超えた貝毒が見つかった場合は出荷が制限されるため、貝毒が原因となる可能性は低いです。
牡蠣を調理する際に細菌やウイルスの対策をすることで、あたるのを防げる可能性が高まります。
ここでは、特に注意するべき3つのポイントを紹介します。
1つ目に、手洗いを徹底することです。
調理前に手洗いをすることで、手に付着しているウイルスを洗い流せます。
また、ビニール手袋を使うことでより安全に調理できます。
2つ目に、十分に加熱することです。
外出先の店舗で食べる際には生でも大丈夫ですが、家で調理する際は加熱することをおすすめします。
ノロウイルスを死滅させるためには、牡蠣の中心部が85度から90度の状態で90秒以上加熱し続ける必要があります。
適切に加熱することで安全性を確保できます。
3つ目に、牡蠣以外の取り扱いに気をつけることです。
牡蠣を調理した調理器具は、牡蠣のウイルスが付いている可能性が高いです。
除菌しないまま使用すると他の食材にウイルスが移るため、牡蠣を調理した後は調理器具を確実に除菌しましょう。
今回は、岩牡蠣にあたる原因と、あたりにくくするための対策を紹介しました。
岩牡蠣にあたる原因は、ウイルスであるノロウイルスや腸炎ビブリオ、貝毒があります。
また、岩牡蠣にあたらなくするために、手洗いや調理器具の取り扱いを徹底し、牡蠣をしっかり加熱することで、あたる確率を軽減させられます。
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