いくらの旬の時期って何月なの?旬のいくらに含まれる栄養を紹介します!
2023.10.08
海産物の中でもとりわけ希少な食品として、いくらが挙げられます。
沿岸部に行けば年中食べられるイメージがありますが、どうせなら旬の時期に味わいたいですよね。
そこで今回は、いくらの旬の時期とともに、いくらに含まれる栄養について紹介します。
□いくらの旬っていつ?
いくらの親である鮭は川で生まれ、成長後は数年間外海を回遊し、生まれた川に戻って卵を産む習性があります。
春から初夏には鮭が水揚げされることもありますが、この時期は産卵期ではないため、いくらは楽しめません。
鮭の産卵は秋に行われるため、いくらの旬は一般的に9月から11月の3ヶ月間になります。
また、いくらの旬は地域によって異なります。
北海道では8月下旬から9月にかけて鮭の収穫が始まり、旬のいくらを楽しめます。
東北の宮城県や北陸の新潟県では旬のいくらが楽しめるのは10月下旬頃からです。
1年間を通していくらを楽しめますが、旬のいくらは新鮮で味も濃厚なため、プリプリの食感が楽しめるという魅力があります。
□旬のいくらにはこんな栄養が!
以前は、魚の卵に含まれるコレステロールが健康に悪影響を及ぼすといわれており、いくらを食べることを制限する人が多くいました。
しかし、いくらにはアスタキサンチンやDHA、EPAなどの栄養素が豊富に含まれており、適量であれば健康には問題ないのです。
特に旬のいくらは栄養価が高く、赤い色素であるアスタキサンチンは抗酸化作用があり、アンチエイジングに効果的です。
魚や植物に含まれるDHA・EPAという不飽和脂肪酸(ふほうわしぼうさん)は、体内で合成できないため重要です。
これらの脂肪酸は、血液中の中性脂肪やコレステロールを排出し、血液をサラサラにする効果が期待されます。
これにより、動脈硬化や高血圧など生活習慣病の予防にも効果があります。
また、ビタミンも豊富に含まれており、ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、ビタミンB12は貧血の予防に効果的とされています。
そのため、いくらを摂取することは健康にも美容にも良い効果をもたらします。
□まとめ
いくらの旬は地域によって始まる時期が異なりますが、一般的には9月から11月の3ヶ月といわれています。
いくらにはアスタキサンチンやDHA・EPA、ビタミンが含まれているため、健康や美容に気を付けている方におすすめですよ。
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