ブルーベリーは大きくわけて下記のように分類されます
【1】野生ブルーベリー
【2】栽培ブルーベリー
【1】の野生ブルーベリー(ワイルドベリー)はアメリカ北東部からカナダ南東部、アメリカ西海岸沿い、ワシントン、オレゴン、アイダホ州境付近、アーカンソー州一帯、そして、アパラチア山脈一帯等にかけて自生しています。地面を這うように地下茎で広がりとても小粒で、ローブッシュブルーベリーと言われています。色も味も香りも濃厚で、一旦、冷凍加工されて日本には冷凍・ドライ・ジャム・シロップ漬けなど、色々なかたちで販売されています。
いっぽう、日本国内で広く流通しているのは【2】の栽培ブルーベリーです。生で食べる果実として品種改良され、樹木も高く実は大粒です。
栽培ブルーベリーはさらに下記のように分類されます。
【a】ハイブッシュブルーベリー
【b】南部ハイブッシュブルーベリー
【c】半樹高ハイブッシュブルーベリー
【d】ラビットアイブルーベリー(原産地アメリカ東南部)
このなかで、日本でおもに栽培されているのが、
【a】ハイブッシュブルーベリー
【d】ラビットアイブルーベリー
どちらもアメリカ原産のブルーベリーです。
雪がたくさん積もる寒冷地の北海道や東北、北関東エリアでは、アメリカ北東部に自生していたハイブッシュ系が適していて、果実が大きめで品質は良好です
おもな品種は「ブルークロップ」や「バークレイ」「コリンズ」など。
「休眠打破」(いったん休眠に入った花芽が、冬季に一定期間低温にさらされてから休眠から覚める事)に必要な低温時間が長いため(「低温要求量」と言われる)、耐寒性が強い品種となります。
いっぽう、雪があまり積もらない関東沿岸部や中部、関西、四国や九州のエリアでは、【d】のラビットアイブルーベリーが最適です。収穫期は7月から9月、10月と長く楽しむことができます。果実が成熟するプロセスで実の色が、緑色→赤色→青紫色になる変化していくため、赤色の時『うさぎの目』のように綺麗な色になることからこの名前が付けられたということです。
おもな品種は「ディライト」「ブルーベル」「ブライトウェル」などです。
寒さに強いハイブッシュ系ブルーベリー
寒冷地に強いと言われるハイブッシュは
【1】ノーザン(北部)ハイブッシュブルーベリー
【2】ハーフハイ(半樹高)ハイブッシュブルーベリー
【3】サザン(南部)ハイブッシュブルーベリー
の3種があります
【1】のノーザンハイブッシュブルーベリーは低温要求量が多いため、日本では北海道中部から東北、関東甲信越、北陸から中国山地、九州の高冷地でも栽培が可能です。ほぼ、リンゴや桃の栽培地帯と同じ地域が適正といわれます。
また、【2】ハーフハイハイブッシュブルーベリーはさらに耐寒性が強い品種で、北海道の北部でも栽培可能です。
いっぽう、【3】サザンハイブッシュブルーベリーは耐寒性が弱いために寒冷地で栽培すると冷害が発生する危険性があります。そのため、温かな地方ではノーザンハイブッシュの栽培が冬季に栽培されています。
同じハイブッシュでも、適性地は大きく異なるのですね。
しかしハイブッシュブルーベリーはpH5以下の強酸性土壌を好むなど、全般に土壌適応性が低く、耐乾性・耐暑性も劣るために、ラビットアイブルーベリーよりも栽培が難しい品種となります。
ちなみに、ブルーベリーは酸性の強い土壌を好むのだそうで、好適土壌pHはハイブッシュが4.3~4.8、ラビットアイが4.3~5.3。ハイブッシュの適正範囲にまで矯正するには、硫黄華やピートモスなどの資材を大量に投入して土壌phの調整をする必要があるのだそうです。
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