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プルーン・すもも・プラムの違いは?それぞれの意味をご紹介

プルーンとすもも、プラム…どれもよく似た果物の名前ですが、一体何が違うのでしょうか。
多くの人がなんとなく同じようなもの、と考えているかもしれません。
今回は、これらの果物の違いを丁寧に紐解き、それぞれの関係性を明確にしていきます。

 

プルーンとすももの違い

 

プルーンは乾燥させたすもも

 

プルーンは、特定の種類のすももを乾燥させたものです。
つまり、すべてのすももがプルーンになるわけではありません。
乾燥に適した果肉が厚く糖度の高い品種がプルーンの原料として選ばれます。
生のすももとは異なる、ねっとりとした食感と凝縮された甘みがプルーンの特徴といえます。
また、プルーンは栄養価が高いことでも知られており、特に鉄分や食物繊維が豊富に含まれています。
そのため、健康的な食生活を送る上で、プルーンはおすすめの食材と言えるのです。

 

生食できるすももと乾燥用のすももがある

 

すももには、そのまま生で食べるのに適した品種と、乾燥させてプルーンにするのに適した品種があります。
生食用のすももは、果汁が多く爽やかな酸味と甘みのバランスがとれています。
一方で、乾燥用のすももは、果肉がよりしっかりとしており糖度が高いのが特徴です。
この糖度の高さは、乾燥後により濃厚な甘みとなるため重要なのです。
さらに、乾燥用のすももは、生食用のすももに比べて、保存性が高いというメリットもあります。
そのため、長期保存が可能になり、一年を通して楽しむことができます。

 

乾燥すももはプルーンです

 

乾燥させたすももは、一般的にプルーンと呼ばれます。
ただし、すべての乾燥すももが「プルーン」という名称で販売されるわけではなく、品種や製法によって呼び方が変わることもあります。
しかし、一般的に私たちが「プルーン」として認識しているものは、乾燥させたすももであると考えて差し支えありません。
例えば、カリフォルニア産のプルーンは、世界的に有名で、その品質の高さから多くの人に愛されています。
また、プルーンはそのまま食べるだけでなく、ジュースやジャム、お菓子の材料など、様々な形で楽しむことができるのも魅力です。

プラムはどこに分類されるの?

 

プラムはすももの英語名

 

プラムは、英語でplumと表記され、広義にはすももを指す言葉です。
つまり、プラムとすももは、生物学的には同じものです。
ただし、日本で「プラム」と呼ばれる場合は、西洋すもも(プルナス・ドメスチカ)を指すことが多いといえます。
西洋すももは、日本すももに比べて果実が大きく、甘みが強いのが特徴です。
また、皮の色も、赤紫や黄色など、様々な種類があります。

 

日本語で「すもも」と呼ぶ場合は生食の品種を指す

 

日本では、一般的に「すもも」というと、生で食べる種類のすももを指します。
これは、日本で古くから栽培されてきた日本すもも(プルナス・サリシナ)をイメージすることが多いでしょう。
日本すももは、酸味がやや強く爽やかな味わいが特徴です。
また、日本すももは、完熟すると果肉が柔らかく、果汁が豊富になります。
そのため、そのまま食べるのはもちろん、ジャムやジュース、果実酒などにも利用されます。

まとめ

 

今回は、プルーン、すもも、プラムの違いについて解説しました。
プラムはすももの英語名であり、日本で「すもも」と言う場合は生食の品種を指し、乾燥させたすももはプルーンと呼ばれます。
それぞれの違いを理解することで、より一層これらの果物を楽しめるでしょう。
また、これらの果物は、それぞれ異なる風味や食感を持っているため、様々な料理やデザートに活用できます。
ぜひ、色々な食べ方で、それぞれの果物の魅力を味わってみてください。

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