山形(羽黒町)で栽培されるブルーベリー品種:その1
2018.02.28
山形で栽培されている主な品種は「ハイブッシュブルーベリー」で、そのなかでも「北部ハイブッシュ系(寒冷地系)」のブルーベリー。
寒さに強くて、日本の本州以北のリンゴの産地のような寒冷地及び高冷地での栽培に適した系統です。香りと風味、そして、酸味と甘味が調和した優れていて、生食用として高い評価を得ています。
特にアメリカの農務省が1949年から1959年に発表された、栽培推奨品種「ビッグセブン」と言われる7つの品種は、大粒で品質に優れ有名です。
■7種のビッグセブン■
1)1949年:コビル
2)1949年:バークレイ
3)1952年:ブルークロップ
4)1952年:ハーバード
5)1952年:アーリーブルー
6)1955年:ブルーレイ
7)1959年:コリンズ
山形(羽黒町)でもこの「ビッグセブン」の中の品種が多数栽培されています。
高品質のブルーベリーが育まれる山形(羽黒町)の品種
山形県鶴岡市羽黒にある「月山高原 鈴木農園」で栽培されているブルーベリーをご紹介します。
ここは月山高原にある標高250メートル前後の農場。1・2月には北西の季節風の影響で零下10度になることもありますが、4月頃から急激に気温が上がり夏は比較的好天多照に恵まれます。
この四季の移り変わりが激しく、水の綺麗な羽黒町は高品質の美味しいブルーベリーが栽培できる最適の環境です。
バークレイ Berkeley
1949年発表の最も古いビッグセブンの1品種。大粒で、果実は扁平が少なくて丸みが強いカタチをしています。また、ブルームが多くて見た目も美しい品種。酸味が少なくて、多少の早摘みでも酸っぱさがほとんど気にならないほどです。成長も早いのでブルーベリービギナーに推奨する品種としては非常に優れていて、ホームガーデン用としても無難な品種です。
ブルークロップ Bluechip
1952年、ニュージャージーから発表されたブルークロップ。北部ハイブッシュ系を代表する品種です。酸味と甘味が調和した美味しさで「サイズ」「粒ぞろい」「香り」「ブルーム」「摘み取りやすさ」など、栽培するうえでも、大変欠点の少ない品種として信頼されています。
ブルーレイ Blueray
こちらも「ビッグセブン」を代表する品種のひとつ。粒ぞろいが良く大粒で押し合うようにギッシリと実がつきます。香りと風味、さらには甘味と酸味のバランスが良くて、完熟後の食味は素晴らしいものがあります。しかし、完熟前は強い酸味があるので熟練の見極めが必要です。
参考文献:渡辺順司著「ブルーベリー大図鑑 品種読本」マルモ出版P.329
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