一年かけて揃えた材料で巻かれる笹巻き(灰汁煮)
2018.03.23
笹巻きは大変手間隙がかかるごちそうですが、その手間を惜しまずに作られてきました。材料はすべて自家製です。
■もち米は春の田植えから秋の収獲まで愛情込めて育て、秋に収穫された物を使います。
■「笹の葉」は前の年の土用の丑をすぎた7/20 頃~ 9/20 頃までの間に、山に入って採取したものを洗って乾燥させきれいに整えておきます。時期が遅れると硬くなってしまいます。
■灰汁(あく)は、笹巻きが一番美味しくなる楢の木の灰だけを使います。山から楢の木を採り、使いやすい長さに切り揃え乾燥させておきます。
■それを薪ストーブで燃やして灰をとり、作った灰汁水の上澄みだけを使います。
■こうやって出来た灰汁の上澄み液にもち米を浸し一昼夜おきます。途中一度はかきまわします。巻く前にはザルで水を切ります。
■笹の葉は、お湯で湯がいて戻し、冷水にさらして使います。
■そして、いよいよ巻きます。三角形をきれいに作りながら、持ち手には力を入れず、最後はもち米が漏れてこないか再確認!
■ヒモで結わえる。ヒモの一方を押さえながら、笹で蓋をした部分をくるりと巻いて押さえ、蓋が開かないようにできたら結びます。
■はい、できあがり。
■いよいよ煮ます。アルミ製以外の鍋を用意して、中に巻いた笹巻きを積み重ね、かぶる程度の水を入れ、そこに灰汁1合を加えて煮ます。蓋をして途中笹巻きが乾かないよう水を数度たしながら3~4時間煮たら、そのまま冷えるまで7 時間くらい待ちます。
■その後、ザルに入れて水を切り完成です。
手作り笹巻きをお届けいたします。
お取り寄せはこちらから
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
★【山形の手作り笹巻き】きな粉と黒蜜付き
ねっとりぷるるん!あめ色の魅惑★
■ 美味しい山形 旬旬食彩ダイニング ■
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲