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2023.03.21
皆さんは、山形の冬の味覚「寒鱈汁」をご存知でしょうか。
この時期旬の実が詰まった寒鱈を丸ごと使用する贅沢なスープです。
そこで今回は、この寒鱈汁についてご紹介します。
また、寒鱈汁の作り方についてもご紹介するので、ご興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
真鱈は皆さんも親しみのある魚かと思いますが、特に山形県庄内地域の冬の味覚として親しまれています。
鱈は冬の時期に旬を迎える魚ですが、庄内地域では1月上旬から2月上旬頃にとれる真鱈を「寒鱈(かんだら)」と呼びます。
この時期にとれた寒鱈は、新鮮なものは刺身や昆布じめにして、長期保存には味噌漬けや粕漬けにして楽しまれます。
白子はとろっとした食感と濃厚な風味が特徴で、近年では新鮮なものは、お寿司のネタとしても使われます。
寒鱈汁とは、そんな冬の寒鱈を贅沢に使用した庄内地域の冬の郷土料理です。
漁師の方々が浜で食べていた漁師料理が由来とされており、頭から尻尾まで余すことなく贅沢に使用するのが特徴です。
毎年1月には、寒鱈汁をはじめとする寒鱈料理が食べられる「寒鱈まつり」が庄内地域で開催され、寒鱈汁が手軽に味わえると観光客の方にも非常に人気のイベントとなっています。
ここまでご紹介してきた寒鱈汁ですが、その作り方は非常にシンプルで簡単です。
まず、鱗を取った寒鱈を皮ごとぶつ切りにして、頭や内臓、中骨も全て一緒に煮込んだ後、味噌で味付けをします。
この際に豆腐とネギを入れ、最後に白子を入れて完成となります。
器に盛ったら、岩海苔を載せるのが庄内風。
かなり大雑把なレシピではありますが、とにかく寒鱈を煮て味噌で味をつければ、寒鱈そのもののダシと脂ワタのコクが極上の風味を出してくれること間違いなしです。
脂ワタに関しては、味噌と同じようにすり潰して入れてみてください。
独特のコクが出て、他では味わえない絶品の汁となります。
旬旬食彩ダイニングでは、身や白子、背ワタなどをプロの職人がカットして、岩海苔と寒鱈汁用の味噌が付いたセットをご用意しておりますので、より簡単に料理していただけます。
今回は、山形の冬の味覚「寒鱈汁」とは何かご紹介しました。
山形では寒い時期になると皆が楽しみにする名物汁です。
また、寒鱈汁の作り方もご紹介しました。
旬旬食彩ダイニングでは簡単に調理できる、寒鱈を贅沢に使用した寒鱈汁セットをご用意しておりますので、ご関心がある方はぜひチェックしてみてくださいね。
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