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2023.07.26
夏の時期に食べたくなる梨は、爽やかな味わいとシャキシャキとした独特な食感が特徴的です。
実は梨には、皆さんが思い浮かべるものの他にも、違った品種があることをご存じでしょうか?
今回は、梨のそれぞれの品種の特徴と、それらの違いについてご紹介します。
梨には、大きく分けて3つの種類があると言われています。
原産地は全て同じ中国ですが、それぞれに異なる特徴があります。
一般に「梨」と聞いて、誰もが想像するものが和梨です。
シャキシャキとした口当たりが非常に特徴的な品種です。
中国産のヤマナシから、日本において改良が重ねられ、現在も日本で広く流通しています。
和梨の品種は約40種類以上存在し、主に夏の時期に旬を迎えます。
洋梨は、中国産の梨がヨーロッパにおいて改良を受けた品種です。
日本においても、一部の地域で目にすることがあります。
500種類以上の品種が生産されていた時期もありましたが、現在は10種類程度しか流通していません。
中国原産のホクシヤマナシが、現地において改良を受けてきた品種です。
日本においては、あまり栽培がさかんではありません。
和梨と似てシャリシャリとした口当たりがある一方で、形状はひょうたん型です。
3種類の梨は原産地が同じであるものの、改良された地域が異なったために、現代の違いに結び付いているのです。
その違いは、形状や口当たりなどに現れています。
・形状
「梨」と聞いて日本人がイメージするように、和梨は、品種を問わず丸い形をしているものが多いです。
一方で、洋梨と中国梨は上半分が細く下半分が太くなっています。
この形状は「ひょうたん型」とも呼ばれ、和梨とは大きく異なっています。
・口当たり
先述した通り、和梨の大きな特徴はシャキシャキとした口当たりです。
一方で、洋梨は和梨と大きく異なり、濃密な甘味となだらかな食感が特徴的です。
同じ梨でも、改良を受けた地域の違いが食感の違いをも生んだのです。
しかし、中国梨は形状に関しては洋梨と同じですが、シャキシャキとした口当たりであるため、和梨と近い食感を有しています。
その意味では、中国梨は、和梨と洋梨の両方の特徴を持った品種であると言えます。
今回は、3種類の梨の特徴と、それぞれの違いについてご紹介しました。
日本における栽培量には差はあるものの、時には違った食感や味を楽しむために、他の種類の梨に手を伸ばすのも良いかもしれません。
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