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2023.10.16
多くの方が好むいくらですが、あまりにも多くありすぎると保存方法に困ってしまいますよね。
特に鮮度が命の海産物はいつまでに食べきれば良いのか詳しく知りたい方も多いことでしょう。
そこで今回は、いくらの賞味期限とおいしく保存する方法について紹介します。
いくらの賞味期限は、生いくらよりも加工されたタイプの方が長くなります。
ここでは、生いくらに加え、塩漬け、醤油漬け、筋子に分けて解説します。
1.生いくらの賞味期限
生いくらは加工されていない状態のもので、常温では1日以内に傷んでしまいます。
そのため、冷蔵庫で保存すると細菌の繁殖を抑える必要があり、2、3日ほど保存できます。
冷凍すると2週間から1か月保存できますが、解凍した場合は早めに消費するべきです。
2.醤油漬けの賞味期限
醤油漬けにすると、いくらの賞味期限は延び、常温では2日、冷蔵では2日から5日、冷凍では1年の保存が可能です。
ただし、解凍後は4日から7日以内に消費する必要があります。
3.塩漬けの賞味期限
醤油漬けよりも短期間ではありますが、塩漬けでも保存期間は長くなります。
目安としては、常温では1、2日、冷蔵では3、4日、冷凍では1年ほどの保存期間となります。
塩漬けの方法としては、いくら100グラムに対して10グラム程度の塩を加えて混ぜるだけで完成し、一晩おけば食べられるようになりますよ。
4.筋子の賞味期限
いくらが1粒ごとに分かれる前の筋子は、いくらよりも長期保存が可能です。
冷蔵で4日ほど、冷凍すれば1か月から3か月ほど保存できますよ。
いくらを冷凍すると、「冷凍焼け」と「過熱」が主な問題となります。
冷凍焼けでは、風味が変化し、パサついて臭みも出やすくなります。
また、過熱によりいくらが煮えて固くなったり潰れたりすると食感が損なわれるのです。
これを避けるためには、いくらを冷凍・解凍する際に以下のポイントに注意する必要があります。
いくらは潰れやすい食材のため、小分けにして保存しましょう。
また、臭い移りやパサつきを防げるように「フリーザーバッグ」や「蓋付きの冷凍保存容器」を使用し、急速冷凍によって風味や食感を一定にしましょう。
おいしさを保ったまま解凍するポイントは、「ゆっくり解凍すること」です。
電子レンジや加熱解凍では熱が入りすぎてしまい、いくらが煮えて白くなったり、硬くなったり、潰れてしまったりする可能性が高くなります。
おいしさをキープするには、冷蔵庫などで半日から1日かけて解凍するのをおすすめします。
いくらの賞味期限は、生や加工方法によって異なります。
もし長期間保存したくて冷凍保存される際は、小分けにして保存したり、冷蔵庫で解凍したりすることを押さえておきましょう。
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