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2023.02.22
庄内地域の名物である「寒鱈汁」をご存知でしょうか。
冬にとれる身がたっぷりの鱈を丸ごと使用した寒鱈汁は山形で古くから愛されています。
そこで今回は、そんな寒鱈汁が食べられる時期についてご紹介します。
また、寒鱈汁が食べられるイベントについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
皆さんも親しみがあるであろう魚「真鱈」は、日本海の荒波の中で産卵期を迎え、庄内地域の冬の味覚として古くから親しまれています。
「鱈」の字が魚に雪と書くことからも分かるように、雪が降る寒い冬の季節に旬を迎える魚です。
とくに山形の庄内地域ではマダラを「寒鱈(かんだら)」と呼んでおり、
産卵で集まった寒ダラを底びき網で漁獲する寒鱈漁が昔から盛んに行われます。
そんな寒鱈の食べ方としては刺身や昆布締めが広く知られていますが、その他にも味噌漬けや粕漬けなども人気です。
また、白子はトロリとした食感が特徴で、新鮮な白子はすしネタにも使用されています。
寒鱈汁(どんがら汁)は、そんな寒鱈を使用した冬の山形の郷土料理です。
もともとは、漁師が浜で食べていた漁師料理ともされており、鱈の頭から尻尾までを余すことなくたっぷりと使うのが特徴です。
寒鱈汁の別名でもあるどんがらとは、あらを指す言葉です。
寒鱈汁は、寒鱈のあらを煮るあら汁であるためこの名前がついたとされています。
庄内地域で冬の季節によく食べられているこの寒鱈汁は、寒鱈の旬である1月中旬から2月にかけて家庭料理として食べられています。
また家庭だけでなく、旅館や料理店で冬の名物メニューとしても提供されることがあります。
この時期に山形へ来られる際には、ぜひ山形の名物の寒鱈汁を楽しんでみて下さいね。
先ほどもご紹介したように、寒鱈汁は漁師が浜辺で食べていたことが由来とされています。
また、庄内地方の酒田市や鶴岡市では、毎年1月から2月ごろの冬の時期になると、各地で寒鱈汁を味わえる「寒鱈まつり」というイベントが実施されています。
観光客の方も気軽に本格的な寒鱈汁を味わえると、山形内外問わず人が集まる人気のイベントとなっています。
今回は、庄内地域の名物「寒鱈汁」が食べられる時期についてご紹介しました。
旬旬食彩ダイニングでは、寒鱈汁が簡単にご自宅で楽しめる寒鱈汁セットをご用意しております。
この記事を読んで興味がわいた方は、ぜひチャレンジして山形の冬の楽しみを味わってみてくださいね。
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