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2023.06.19
牡蠣はよく「海のミルク」と呼ばれていますが、海のミルクと呼ばれる牡蠣は真牡蠣であり、岩牡蠣は「海のチーズ」と呼ばれています。
2つの牡蠣はそれぞれの呼び名を持ちますが、どんな違いがあるのでしょうか。
今回は、岩牡蠣と真牡蠣の特徴とそれぞれの違いを解説します。
そもそも牡蠣に種類があるのを知らない方も多いのではないでしょうか。
それぞれの特徴を見てみましょう。
岩牡蠣は日本海側で採られる事が多く、夏に旬を迎える牡蠣です。
牡蠣は冬の食べ物というイメージが強いかもしれませんが、実は岩牡蠣の旬は夏なのです。
山から豊富な栄養が流れ込む海水がきれいな地域の岩牡蠣でないと、生では食べられません。
また、岩牡蠣は殻と身が共に大きいのが特徴です。
真牡蠣は、日本各地で採られる、冬から春にかけて旬を迎える牡蠣です。
大半の真牡蠣は養殖で、瀬戸内海近辺の広島県産のものが有名です。
先程も紹介したように、岩牡蠣は真牡蠣よりも大きく、身の大きさは真牡蠣の3倍です。
また、名前に「岩」がついていることから分かるように、岩牡蠣の殻はよりゴツゴツしています。
味の違いは、岩牡蠣の方が真牡蠣よりもみずみずしく、かつクリーミーであるといわれています。
その理由として、身の大きさに比例して内臓部分も大きいためでしょう。
真牡蠣は岩牡蠣よりも小さいですが、海の成分が詰まっている濃厚な味をしています。
他にも、岩牡蠣は夏、真牡蠣は冬に旬が到来します。
これは、産卵の方法に違いがあるためです。
産卵の時期はどちらも夏ですが、岩牡蠣は産卵に長い期間をかける一方で、真牡蠣は夏の短い期間で産卵します。
産卵する際に栄養や旨味が減少するため、一気に産卵する真牡蠣は栄養分が生殖腺の方に抜けやすいです。
その結果、夏の産卵期には真牡蠣を美味しく食べることはできません。
真牡蠣と同様に、岩牡蠣が産卵する際にも栄養分が生殖腺に移りますが、真牡蠣と異なり岩牡蠣の生殖腺は旨味となるため、夏に旬を迎えます。
今回は、岩牡蠣と真牡蠣の特徴とそれぞれの違いを解説しました。
岩牡蠣は暑い時期が旬であり、真牡蠣と比べて殻も身も大きいという特徴を持ちます。
真牡蠣は寒い時期が旬で、養殖のものがほとんどです。
また、産卵方法が違うことで味にも違いが出てくるため、ぜひその違いを味わってみてください。
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