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巨峰とピオーネって違うもの?両者の違いと共通点を紹介!

2023.09.22

暑い季節になると食べたくなるぶどうですが、品種まで考えて購入されている方はいらっしゃいますか。
黒いぶどうか緑のぶどうかという違いで判斷されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、よく耳にする巨峰とピオーネの違い、共通点について紹介します。
それぞれの特徴を知った上で食べてみてください。

□巨峰とピオーネの違いとは?

ピオーネは、巨峰とカノンホールマスカットを交配して作られる品種であり、味や特徴が巨峰とは異なります。
ここでは、巨峰とピオーネのそれぞれの特徴を紹介します。

*巨峰について

巨峰は、日本原産の生ブドウです。
巨峰は、ヨーロッパのブドウである大玉キャンベルとセンテニアルを交配して作られた品種であり、元々は「石原センテニアル」と呼ばれていました。
その後「巨峰」という商品名が一般的に使われるようになりました。

巨峰は強い甘みが特徴で、糖度は一般的に18度から20度と高いため、ぶどうの王様と呼ばれている品種です。
また、果汁が水々しく、大粒で食べ応えもあります。

*ピオーネについて

ピオーネは、マスカットの品種である巨峰とカノンホールマスカットを交配して作られました。
そのため、ピオーネの色は黒系統であり、巨峰とマスカットの特徴的な風味を持っています。

ピオーネは強い甘みに加えて、マスカットの特徴でもある爽やかでフルーティーな味わいも楽しめます。

□巨峰とピオーネの共通点とは?

先ほど、巨峰とピオーネの違いを紹介しましたが、この2種類には共通点もあります。

そもそもブドウの品種は黒、赤、緑の3つの系統に分類され、それぞれの系統にはさまざまな種類が存在します。
巨峰とピオーネは、どちらも黒いぶどうの品種であり見た目の違いはそれほどありません。

ぶどうの品種によって皮の色が異なるのは、着色機能を持つ遺伝子の影響だとされています。
着色機能を持つ遺伝子を持つぶどうほど皮の色が濃く、巨峰もピオーネも着色機能を持つ遺伝子が強いといえるでしょう。
また、色の濃いぶどうにはアントシアニンという成分が多く含まれています。

□まとめ

巨峰とピオーネは見た目が似たぶどうですが、強い甘みが特徴の巨峰と、マスカットの爽やかさを持ったピオーネで大きく分かれています。
2つ品種の共通点として、アントシアニンを多く含んだ黒ぶどうであるため、見た目で判断することは難しいでしょう。

当社は山形で栽培されているピオーネを販売しています。
爽やかな甘みを持つピオーネに興味がある方はお気軽にご連絡ください。

 

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