ラフランスの特徴を解説!起源から選び方・保存方法までを紹介します!
2023.10.16
オシャレな果物のイメージが強いラフランスは、昔は受粉用の果物だったことをご存知ですか。
今回は、ラフランスの特徴と美味しく食べられる保存方法について紹介します。
この機会に、ラフランスの美味しさを再確認したい方必見です。
□ラフランスの特徴をご紹介!
元来、ラフランスはフランスのクロード・ブランシェ氏が1864年に発見したものです。
日本に現れたのは1903年頃ですが、当時は食用ではなくバートレットの受粉用として導入されていました。
この時期に存在していたラフランスは、早い時期に花をつける特徴がありますが結実までには長い時間がかかります。
その分、病害虫や台風の影響もかなり受けやすく手間がかかるものとされていたため受粉用として用いられていました。
しかし、缶詰に加工されるバートレットから次第に生食用としての需要が高まりました。
それからラフランスは、その美味しさが見直されその後のグルメブームにより一気に世に広まったのです。
現在のフランスでは、ラフランスはあまりにも手間がかかるという理由であまり栽培されなくなってしまいました。
一方で、日本ではラフランスは、栽培している西洋梨の中では最も作られている品種となっています。
□ラフランスの選び方と保存のテクニックとは?
完熟前のラフランスは新聞紙で包むか、ポリ袋に入れて直射日光を避けて室温で保存します。
15〜20度前後が理想の温度とされていて、追熟します。
実の状態によっても変わりますが、2日から1週間以内が食べ頃です。
また、何個もある場合は数個ずつ気温の高いところに移動させて順番に追熟させていきましょう。
直ぐに食べたいという時は、リンゴと一緒にポリ袋に入れておくことでエチレンが発生し、より早く熟します。
完熟後はあまり日持ちしないため、早めに食べ切ることがおすすめです。
すぐに食べられない場合は、皮をむいてから適切な大きさに切り保存用袋に入れて冷凍します。
すると、通常の食べ方では楽しめないシャーベットのような食感に変わります。
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□まとめ
今回は、ラフランスの特徴、歴史や保存方法について紹介しました。
ラフランスが食用として普及している今では考えられない、受粉用として導入されていた時期もあったのです。
日持ちする保存の仕方や適切な温度を知ることでいつでも美味しく食べられます。
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