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2010年11月16日

からとり(いもがら)

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これは、冬の庄内地方でとれる里芋の茎『からとり』です。「いもがら」とも呼ばれています。生の『からとり』の皮をむき、陰干しさせたのがこれです。きれいな緑色でアクが少ないのが特徴。食べる時は、沸騰したお湯に酢を加えて色よく茹で、味噌汁や納豆汁、お雑煮、煮物に使います。味にはクセがなく、やわらかなのにサクサク感があって、献立のアクセント的存在。我が家では、農家さんから生の「からとり」を買い、おばあちゃんが1本1本皮をむいてから縦1/4~1/6にカット。その後、軒下に数日干してできあがりです。我が家のお料理に使ったり、ふるさとを離れて暮らす友人たちにも懐かしい庄内の味のひとつとして送っています。


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