2011年05月16日
出たっ!種まき爺さん
“種まき爺さん”が今年もくっきり見えています。ほらほら、あそこです。矢印のところ、よーく見てください。大きくしたのが下の写真です。
ほおかぶりをしたお爺さんが、腰を曲げ、種まきをしています。このような「雪形」は全国の山にたくさん出現するようです。ウサギやら、馬やら、いろんな形が・・・。このような雪形を合図に、昔の人は種まきや田植えなどをする時期の目安として生活に取り入れていたんですねぇ。今では、昔話やら伝説やらに変わってきていますが、私たちはやっぱり毎年探してしまいます。あなたのお近くの山にも、雪形がありますか?それともすでに、融けちゃったかなぁ・・・
2011年05月11日
さくらんぼの受粉作業
昨年より3日ほど遅れて、さくらんぼの花が満開です。順調に育てば、満開から50日後がさくらんぼの旬だそうです。昨年も満開が遅かったので、例年と比べたら約7日は遅い開花となりました。薄いピンクの花を咲かせるソメイヨシノと違い、桜桃の花は真っ白な花びら。一面真っ白の花もまた美しいかぎり!その中を受粉のためにミツバチが忙しく飛び交っていました。写真にもミツバチが見えていますが・・・見えますでしょうか。
でも、人の手で受粉を手伝うことも必要となり、この満開の時期は受粉作業に追われます。受粉は長い柄の先にある毛バタキをクルクル回しながら花粉を付けて使います。紅さやかなどの受粉木の花粉を毛バタキに付け、それを佐藤錦や紅秀峰の花に受粉します。
毛バタキにはこんなふうに花粉が付着するんです。(毛に付いた黄色いのが花粉)農園の木、一本一本を熟知していないと正しい受粉はできそうにありませんよね。佐藤錦の花粉を佐藤錦に受粉しても、どーしようもありませんしねぇ・・・
んーーー・・・、手伝うのは止めて、おとなしく旬を待つ事にしようと思うのであります。
2011年05月10日
田植えももうすぐ
遊農くらぶさん近くから田園風景を見ました。ようやくたんぼに水がはいりました。このあと、トラクターで耕され、田植えを待つことになります。このあたりはゆるやかな棚田になっているのですが、この写真ではその様子がよくわかりませんね。今頃は手前に見える菜の花があちらこちらに満開です。
桜は残念ながらもう散ってしまいましたが、農くらぶさんのところの桜並木はとても美しくて毎年カメラマンさんんがいらっしゃるほどのビューポイントなんです。天気の良い日は鳥海山がきれいに望み、桜とマッチ!
さて、今の遊農くらぶさんの田んぼでは、稲の苗が育っています。まだちっちゃいですが、ほら、まだこんなに小さい・・・。これからどんどん大きくなって、美味しいお米を実らせますよ~。