2017年07月14日
だだちゃ豆を美味しくするために 中耕培土作業
だだちゃ豆の本場、鶴岡市白山(しらやま)地区の與惣兵衛(よそべい)さん(渡部さん)の圃場におじゃましてきました。
炎天下、『中耕培土作業』の真っ最中でした。
だだちゃ豆を定植後、何度かやらなければならない作業で、この日も気温30度越えの真夏日。日陰もない広大な畑で汗だくになりながら作業されてました。
さて、『中耕培土作業』とはどんな作業なのでしょうか。
だだちゃ豆の中耕培土作業とは
畝(うね)と畝の間を耕すことを中耕作業といいます。
そして畝の間を耕し細かくした土を根元に寄せる作業を培土作業といいます。
※畝(うね):苗を植え付けした列
だだちゃ豆の中耕培土作業の目的
耕培土作業することで次のような効果があります。
1)耕すことで雑草を取り除くことが出来る
2)耕すことで表土をやわらかくし、土に空気を含ませることができます。
3)根元に土寄せすることで茎の周りに土が盛り上がり、雨や風で倒れにくくなります。
4)畝の間に溝が掘られ水はけがよくなります。
小さな耕運機のよう機械が畝の間を耕すと同時に土をはね上げて土寄せして
くれるのですが、昔は手作業だったと思うと、さすがにこの炎天下に広大な畑で鍬を振るうのは気の遠くなります。
この日伺った圃場は、特に土が軟らかく苗木が倒伏しやすいので、
機械で巻き込まないように倒伏しかかった苗木を一人が先に起こしてあげながら、
二人で作業されてました。
こんな地道な作業があっての収穫です。今後天候不順や台風の被害などなく順調に育って豊作になってくれることを祈ります。
動画もご覧ください。
2017年07月12日
天然岩牡蠣の殻の開け方実演します
こんにちは。
7月に入り、天然岩牡蠣の水揚げもそろそろ本格化してきました。
こちら山形県庄内地方の岩牡蠣は夏が旬の珍しい牡蠣です。すべて天然6~7年物で味もさることながら、その大きさも人気の一つです。
旬旬食彩ダイニングでは庄内産の岩牡蠣を殻付きで活きたままお届けしていますが、あまりの大きさと堅牢さに開けるのに苦労される方もいらっしゃるようです。
そこで堅牢岩牡蠣の開け方をご説明いたしますので参考にしてください。
準備するもの
岩牡蠣の形は千差万別で二つとして同じ形のものはありません。
しかし、よ~く観察してみてください。平らな面がフタ。湾曲している方が皿側というのがわかります。
狙いを定め必殺の一撃!
フタ側を上にして濡れタオルの上に置き、フタと皿側の境目を見極め、中央よりもやや先端側に必殺の一撃を入れてください。カキムキナイフは立てて力を込めて挿してください。
ナイフの挿しこみ過ぎに注意
ナイフを挿しこみ過ぎて身を傷つけないように注意しながらふたを半開きにします。
フタ側の貝柱を切る
フタに貝柱がくっ付いていますので、半開きの状態のまま、カキムキナイフをフタの天井に沿わせて貝柱をきります。
そうしたら手でフタをこじ開けます。
もう片方(下側)の貝柱を切る
下側にも貝柱がくっ付いていますので、殻にカキムキナイフを沿わせ貝柱を切ります。
身と殻をよ~く水洗い
あとは食べるだけですが、忘れてならないのは、よ~く水洗いすることです。
殻に盛り付ける場合は、殻もよ~く洗ってください。
お疲れさまでした! さぁ、あとはレモンをキュッと絞ってパクッと!
苦労して開けた後の一口はたまらいはずです!
動画も参考にしください。