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カテゴリー: 今井投稿

中耕培度作業の渡部さん
だだちゃ豆の本場、鶴岡市白山(しらやま)地区の與惣兵衛(よそべい)さん(渡部さん)の圃場におじゃましてきました。
炎天下、『中耕培土作業』の真っ最中でした。
中耕培度作業取材の管理人今井
だだちゃ豆を定植後、何度かやらなければならない作業で、この日も気温30度越えの真夏日。日陰もない広大な畑で汗だくになりながら作業されてました。
さて、『中耕培土作業』とはどんな作業なのでしょうか。

だだちゃ豆の中耕培土作業とは

畝(うね)と畝の間を耕すことを中耕作業といいます。
そして畝の間を耕し細かくした土を根元に寄せる作業を培土作業といいます。

※畝(うね):苗を植え付けした列

だだちゃ豆の中耕培土作業の目的

耕培土作業することで次のような効果があります。

1)耕すことで雑草を取り除くことが出来る
2)耕すことで表土をやわらかくし、土に空気を含ませることができます。
3)根元に土寄せすることで茎の周りに土が盛り上がり、雨や風で倒れにくくなります。
4)畝の間に溝が掘られ水はけがよくなります。
だだちゃ豆中耕培土のイメージ

中耕培土作業の渡部さん
小さな耕運機のよう機械が畝の間を耕すと同時に土をはね上げて土寄せして
くれるのですが、昔は手作業だったと思うと、さすがにこの炎天下に広大な畑で鍬を振るうのは気の遠くなります。

この日伺った圃場は、特に土が軟らかく苗木が倒伏しやすいので、
機械で巻き込まないように倒伏しかかった苗木を一人が先に起こしてあげながら、
二人で作業されてました。

こんな地道な作業があっての収穫です。今後天候不順や台風の被害などなく順調に育って豊作になってくれることを祈ります。

動画もご覧ください。


岩牡蠣の開け方実演今井岩牡蠣の開け方今井
こんにちは。
7月に入り、天然岩牡蠣の水揚げもそろそろ本格化してきました。
こちら山形県庄内地方の岩牡蠣は夏が旬の珍しい牡蠣です。すべて天然6~7年物で味もさることながら、その大きさも人気の一つです。

旬旬食彩ダイニングでは庄内産の岩牡蠣を殻付きで活きたままお届けしていますが、あまりの大きさと堅牢さに開けるのに苦労される方もいらっしゃるようです。

そこで堅牢岩牡蠣の開け方をご説明いたしますので参考にしてください。

準備するもの

・軍手
・タオル
・牡蠣ムキ専用ナイフ
岩牡蠣の開け方 準備するもの

岩牡蠣の形は千差万別で二つとして同じ形のものはありません。
しかし、よ~く観察してみてください。平らな面がフタ。湾曲している方が皿側というのがわかります。
岩牡蠣の形状 フタ側と皿側

狙いを定め必殺の一撃!

フタ側を上にして濡れタオルの上に置き、フタと皿側の境目を見極め、中央よりもやや先端側に必殺の一撃を入れてください。カキムキナイフは立てて力を込めて挿してください。
岩牡蠣の開け方 必殺の一撃!

ナイフの挿しこみ過ぎに注意

ナイフを挿しこみ過ぎて身を傷つけないように注意しながらふたを半開きにします。
岩牡蠣の明け方 半開き-1岩牡蠣の開け方 半開き-2

フタ側の貝柱を切る

フタに貝柱がくっ付いていますので、半開きの状態のまま、カキムキナイフをフタの天井に沿わせて貝柱をきります。
そうしたら手でフタをこじ開けます。
岩牡蠣の開け方 フタの貝柱を切る岩牡蠣の開け方 フタをこじ開ける

もう片方(下側)の貝柱を切る

下側にも貝柱がくっ付いていますので、殻にカキムキナイフを沿わせ貝柱を切ります。
岩牡蠣の開け方 下側の貝柱を切る

身と殻をよ~く水洗い

あとは食べるだけですが、忘れてならないのは、よ~く水洗いすることです。
殻に盛り付ける場合は、殻もよ~く洗ってください。
岩牡蠣の開け方 よ~く水洗い

お疲れさまでした! さぁ、あとはレモンをキュッと絞ってパクッと!
苦労して開けた後の一口はたまらいはずです!

天然岩牡蠣盛り付け例

動画も参考にしください。

天然岩牡蠣ブログバナー


『啓翁桜』
今年から旬旬食彩ダイニングでは『啓翁桜』の販売を始めました。

冬に鑑賞できる桜として人気の高い『啓翁桜』ですが、山形県は、栽培に適した気候風土や高い技術面から全国一の出荷量を誇っています。

冬に咲く桜として重宝され、外は吹雪で真っ白でもお家の中では桜を愛でることができるんです。
特にお正月に飾れば春の訪れを先取りした花あしらいとなって華やかな気持ちになることまちがいなしです!

今回出荷をお願いしている農家さんは、山形県の最北端、秋田県との県境にある遊佐町(ゆざまち)の小野寺一博さん。
小野寺さんの農地は山間部にあり、ここは秋の訪れが周辺地区より早く、桜はその分だけ早く休眠に入れるのだそうです。
すると枝が十分に伸びきらないうちに休眠期を迎えるため、花芽と花芽の間隔が狭く、花の密度が高くなるとのこと。
畑ならどこでもいいってわけじゃないんですねぇ^^;

『啓翁桜』生産者 小野寺一博さん

『啓翁桜』の栽培って、「ビニールハウスで暖めればいいんでしょ」くらいに思っていませんか?

ところがどっこい、真冬に花を咲かせてもらうからには、やはりそれなりの手間と苦労があるんですよ。

ざっくりと工程を紹介します。

1)稲刈りも済んだ11月ころ、啓翁桜もスリープモードに入ったら刈取ります。

2)8℃以下のところに保管(秋~冬を感じさせ、冬眠状態にします)

啓翁桜加温中

3)出荷時期が近づいてきたら、40℃のお湯に1時間浸し一旦覚醒させます

4)そしたら加温ハウスへ移動。日中約20度、夜間約10度程度で20日間加温します。
これで”春が来たな~”と勘違いせるわけです。

keiou2

5)そして花が一つ~二つ咲いてきところで出荷されます。

小野寺さんでは、12月の20日頃から出荷が始まり、3月頃まで加温と出荷を繰り返すそうです。

では、秋から冬以外の季節は何もしなくていいのかといえば、そんなことはありません。

5月には樹皮を剥いて花芽をつきやすくしたり、草刈りや病害虫の防除といった
管理を秋口まで行なわなければならないそうです。

それ以外にも規格に合わせて切りそろえたり梱包したり・・・と、ほぼすべて手作業による工程ばかりとのことです。

このように、花屋さんに並ぶまでには、1年中農家さんの手間隙がかかっているということをお解かりいただけますでしょうか。

こんな生産農家さんの苦労も思い浮かべながら、暖かいお部屋で『啓翁桜』を愛でていただけたらと思います。

今回、旬旬食彩ダイニングでは3種のラインナップをご用意いたしました。

ご家庭やプレゼント用に約70cmくらいで10本入り。

施設やイベント用に約120cmくらいの5本入れと10本入れを。

啓翁桜ラインナップ

用途に合わせてお選びください。

啓翁桜70cm10本入れ

啓翁桜』のページはこちら


来年の販促カレンダーを完全自作しました!

2017年版オリジナル販促カレンダー

商品の旬の時期や予約受付時期などが書いてあり、自分の予定なども書き込めるオリジナルカレンダーです。

昨年いただいたカレンダーが素敵だったので真似させていただきました。
こんな感じの木材に切れ込みを入れ、12枚の厚紙に印刷したカレンダーを差し込むだけのシンプルなものです。
ミソは12枚の厚さにちょうどよいミゾを斜めに入れるところです(^^)v

斜めの切れ込みがミソ

まずは、材料調達。

1材料調達

ホームセンターから適度なサイズの木材を購入しました。念のためホームセンターの加工所に、「こんな感じのミゾ入れてもらえませんか?」と頼んでみましたが断られましたので、ならばと自分で加工することにしました。

なにはともあれ”ミゾ”ですが、丸ノコの刃の厚みを計ったら全然薄い。
他に溝を入れる道具もないので考えた末に、丸ノコの刃を”2枚”装着することに!

2丸ノコ刃2枚装着

これだとちょうどよい厚みのミゾになるのでした。

3a切れ込み作業

3b切れ込み作業
さらに刃にななめの角度をつけ、作業台にガイドを駆使して取り付けて切れ込みをいれました。

4切断

切れ込みが終わったら所定の長さに切断します。

5研磨

1本ずつ紙ヤスリでささくれを除去。

ポムリエ

サイトのアイコンとドメインのスタンプを「CASIOのpomrie」で制作して1本、1本に押印。

6スタンプ

カレンダーを印刷。

7印刷

そして完成!!

9完成

とりあえず50部。ナチュラル感あふれるカレンダーが出来上がりました。

 


 

シャインマスカット

山形の大粒ぶどう、シャインマスカット、ピオーネの収穫が最盛期を迎えました。

山形市の生産者、三宅農園さんに行ってきました。

葡萄棚にはパンパンに膨らんだはち切れんばかりのぶどうの房がビッシリ!!葡萄生産者三宅農園

生産者の三宅さん。

午前中は収穫作業。午後からは出荷作業に追われているとのこと。

三宅農園出荷作業

出荷作業に追われる作業場にもおじゃましました。ここから全国のお客様に向けて発送されていきます。

収穫・発送は9月末日くらいまでとのことですので、まだ山形の大粒ぶどうを召し上がってない方はお急ぎください。

<<山形の大粒葡萄のページはこちら>>

 

 


茹でただだちゃ豆

だだちゃ豆を茹でている今井

「お湯沸かして待っとけ!」と言われるくらい足がはやい(鮮度が落ちるのがはやい)のがだだちゃ豆です。

なので昔からこのように言われてきました。
とにかく収穫したら一刻もはやく茹でる。そうすれば風味が損なわれません。

っというわけで昨日もだだちゃ豆をいただいたのですが、帰宅は夜の10時。(泣)

しかし!昔からの教えを守り茹でましたよ、はい(^^)v

「今日の豆は今日にうちに!」

茹でてるととうもろこしに似た香りがしてきてなんとも言えません(^^)

そして食べ始めるとこれがまた止まらないんですよね~。

こんな”鮮度が命”のだだちゃ豆ですが、旬旬食彩ダイニングでお願いしている農家さんでは、早朝まだ暗いうちから当日発送分のだだちゃ豆を収穫し、急いで脱穀~洗浄~選別~箱詰めと作業を行います。

そして宅配便の集荷は午後なので、それまでの間は冷蔵庫に保管します。ここまで午前中が勝負です。

午後になりトラックが集荷に来て”クール便”での発送となります。

そして翌日もしくは翌々日にはお客様のお手元に届くわけでが、本当はお客様にも「お湯沸かして待っとけ!」と言いたいところなのですが、そこまでは・・・(汗)

とにかくお受け取りになったらすぐ茹でていただいて、冷蔵庫もしくは冷凍庫で保存していただければ、この独特の風味とコクを楽しんでいただけるはずですので、

「今日の豆は今日にうちに!」を心がけていただければ幸いです(笑)

《だだちゃ豆のご注文はこちらからどうぞ》

 

 

 

 

 

 


だだちゃ豆生産者森屋多七さん

真夏が旬の枝豆の王様『だだちゃ豆』の収穫の様子をご紹介いたします。

生産者は鶴岡市白山(しらやま)の森屋多七さん。

だだちゃ豆の旬は真夏の暑い盛りです。だだちゃ豆は収穫後どんどん鮮度が落ちていく性質があるので、収穫作業は早朝(まだ暗いうち)から始まります。

①刈り取り

まずは刈り取り作業です。刈取機で枝ごと刈り取っていきます。

だだちゃ豆の刈取り

だだちゃ豆の刈取り・運搬

鮮度が落ちないうちに急いで作業場所に運びます。

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友人達と、「地元民もあんまり知らないレアスポットツアー」を敢行してきました!

まず初めに向かったのが鶴岡市の観光さくらんぼ園。旬ですからね!

鶴岡 観光さくらんぼ園

山形県は言わずと知れた日本一のさくらんぼ産地ですが、さくらんぼ狩りができる農園の多くは東根市や寒河江市など内陸地方に集中しています。しか~し、こちら庄内地方の鶴岡市でもさくらんぼ狩りができるということを、地元の人もあまり知りません。そこで、我々がまずは体験ということで行ってきました。

さくらんぼ狩

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月山筍収穫 難波さん親子

「月山筍(がっさんだけ)採ってきたぞー!」の報を受け、急いで伺いました。

朝の3:30頃に家を出て、車で行けるところまで行き、そこから1時間ちょっと山を登ると、残雪の残る笹藪野原に到達するそうです。

そこが『根曲がり竹月山筍(がっさんだけ)』の群生地。そして約5時間ほど月山筍を収穫。そして下山、家へ到着したので午後4:30頃。この工程をシーズン中はほとんど毎日繰り返すとのこと。とても真似できません^^;

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